
こんな疑問にお答えします。
確かにGoogleで検索してみると、「喧嘩をするカップルは別れる」だとか「喧嘩をしないカップルは別れる」だとか、意見が完全に分かれていますね。
ただ、検索上位に表示される情報って、大概は大手企業とかのライターさんが仕事としてお金を貰って書いている記事なので、あまりリアルなことは書かれていないんですよね。
ネットの情報をリサーチしてつぎはぎしているものがほとんどです。
なので、個人ブロガーとしてこの記事を書いている私が、リアルな部分を解説していきます。
まず結論からですが、カップルは半年に1回はケンカをした方が良いです。


カップルが喧嘩しないことによる2つのデメリット
カップルが喧嘩しないことによるデメリットは以下の2つです。
- 恋人の本性が分からず、今後別れた時に「もっと早く分かっていれば...」と後悔する可能性がある
- 突如ケンカになった時に対処の仕方が分からない
このデメリットを経験する可能性を低くするためにも、カップルは半年に1回はケンカをした方が良いと言えます。
なので、上記のデメリットを経験する可能性を低くするための方法を、「カップルは数か月に1回はケンカをした方が良い5つの理由」という名目で解説していきます。
カップルは「半年に1回は喧嘩をした方が良い」5つの理由
カップルが数か月に1回は喧嘩をした方が良い理由は以下の5つです。
- ケンカ中に相手の本性を知ることができる
- ケンカしてもちゃんと仲直りできるような相手かどうか見分けることが出来る
- 恋人との仲直りの方法が身に付く
- ケンカ後に「どのタイプの人間になるか?」を知ることが出来る
- ケンカに発展してしまう原因が分かる
これらを個別に解説していきます。
ケンカ中に相手の本性を知ることができる
人間って怒りによって本性が出やすいんです。
例えば、普段は言葉遣いは普通なのに、怒ると「クソ」「ゴミ」などの汚い言葉が出てしまったり。
こんな経験は多くの人があると思います。
人によっては、普段は温厚なのに、怒った時だけ手を出してしまう。って人もいます。
また、恋人に対して普段は我慢していることを、怒った時にだけ全部言ってしまう。って人もいます。
ココがポイント
怒ってしまうと制御が効かなくなるので、多少の暴言は許容範囲だと思います。
しかしカップルの時点で、怒った時に暴力を振るうような人とは結婚をしたいとは思えませんよね。

ケンカしてもちゃんと仲直りできるような相手かどうか見分けることが出来る
ケンカをすること自体は問題ありません。
しかし、仲直りできる or できないは超重要。
初めてケンカをした時に、ちゃんと仲直りしようとするような相手であれば、そのまま安心して付き合い続けても問題ありません。
また、1日で忘れて仲直りできるようなカップルであれば、そのまま結婚しても問題ありません。
しかし、はぶてたまま仲直りしようとせずに1週間1ヵ月と経ち、「相手が謝ってくるまで仲直りしない」みたいなスタンスでいるような子供みたいな人は、付き合い続けるか否か考えた方が良いです。
その理由は、仮に結婚したとすると、幾度となく衝突してケンカをすることが多々ある可能性が高いからです。
でも、子供がいるとそんなことに時間を割いている場合じゃないんですよね。
ってことで、どんどん2人の間に亀裂が入って離婚するといケースも少なくありません。
恋人との仲直りの方法が身に付く
仲直りの方法ってどんなカップルでも同じってわけでもないんですよね。
例えば、以下のような仲直りをしているカップルがいます。
- ケンカして落ち込んでいる彼女を「ごめんね」って彼氏が後ろから抱きしめて仲直り
- ケンカして、悪かった方が"恋人の気が済むまで謝って"仲直り
- お互いに言いたいことを包み隠さず言ってから、「これでおあいこやね」ってことで仲直り
- ケンカして、悪かった方が"相手の好きな食べ物を買って来ることで仲直り
- ケンカしたら、指切りげんまんをして仲直り
いろいろとありますが、特に良し悪しはありません。
そのカップルに合った仲直りの仕方をすれば良いだけです。
大体一度仲直りしてしまえば、仲直りの仕方=2人だけのルールになり、パターン化されていきます。
つまり、ケンカをしてしまった時の対処法が見つかるので、今後ケンカしてしまっても焦らなくて大丈夫。
ケンカ後に「どのタイプの人間になるか?」を知ることが出来る
理想は、ケンカ後にすぐ仲直りできるような人だと楽です。
ただ、「ずっと無視する」って人もいるから、その場合仲直りしにくくなっちゃうんですよね。
あとは、ことあるごとに「あの時は~」とグチグチ言ってきて、ずっと引きずる人。
上記の2パターンのような恋人だと、今後が怖いから、付き合い続けるかどうか?考えた方が良いかもしれませんね。
ケンカに発展してしまう原因が分かる
怒る原因というのは人によって全然違います。
単純に「バカ」「アホ」などの悪口を言われてキレる人もいます。
しかし、単純な悪口を言われてもキレない人もいます。
例えば、以下のようなパターンです。






こんな感じ。
分かりやすいように極端な例を書きましたが、自分のことはいいけど"自分の好きなモノ・応援している人の悪口を言われるとキレる"パターンの人もいますっていう話です。
つまり、ケンカをすることで「恋人のキレどころ」が分かるので、自然と今後何に気をつけるべきか?が分かってきます。
なので、ケンカをすればするほど、今後ケンカをする回数が減っていくわけです。
これは、ケンカをしないことには絶対に分からないこと。
カップルの喧嘩で一番やっかいなタイプ
カップルの喧嘩で一番やっかいなタイプは、ケンカになると何も言わずに黙ってしまう人。
これをやられると、なんで怒ってしまったのか分からず、解決方法も分かりにくいんですよね。(分かったとしてもころころ変わる)
なので、ケンカを繰り返してしまう可能性が高い。

筆者(カップル4年目)の体験談
体験談は2つあります。
体験談1
私には、3年以上付き合っている彼女がいます。付き合って何ヶ月目だったか忘れましたが、彼女と初めてケンカしたんです。その原因は彼女でした。彼女があるアーティストのLIVEに行っていて、私が迎えに行ったのですが(片道2時間)、予定時間を過ぎても全然来ず。そして連絡もつかずって状態だったので私は完全に怒っていました。やっと連絡が来たと思ったら予定時間から40分後くらい。そして、1時間後に彼女が到着しました。悪びれてはいるものの、なんか表面だけだなぁという印象があったので、すぐには許しませんでした。なので、私が「別に遅くなるのはしょうがないけど、なんで遅くなるなら遅くなるって早めに連絡しないの?」って怒ったら、さすがの彼女もシュンとして謝ってきました。時間も確か23時くらいで、お腹が減っていたのもあり、イライラしてました。腹立つので、帰りの車内で私は彼女を無視し続けました。(これは自分も反省している。笑)ただ、私も翌日には怒りを忘れるタイプなので、すぐ仲直りできました。
という感じで、彼女との初めてのケンカでした。笑
この後は、彼女が遅れる時には早めにちゃんと連絡してくれるようになりました。(たまにギリギリで連絡してくるので怒ります。笑)
このケンカをして良かった点は以下の4つです。
- 彼女は「自分自身のルーズさ」に気付くことが出来た
- 彼氏が「キレるポイント」が分かった
- 彼氏が「怒ったら怖いんだなという体験・実感」ができた
- 彼氏が「翌日には切り替えられて許してくれる人」だと分かった
これで、彼女は私がどんな人が分かったし、実際にその後は似たようなケースでのケンカはありませんでした。
(覚えてないだけかも。笑)
また、逆に私が彼女を怒らせてしまったパターンも紹介します。
体験談2
確か、付き合って1年と7ヵ月経った頃だったと思います。私は「会社が近い」という理由から、お婆ちゃんの家に居候していたんです。ある日、彼女を婆ちゃん家の自分の部屋に連れて来て遊んでいました。その帰りに、彼女が婆ちゃんに「お邪魔しました」と挨拶し、駅まで送ったんです。そして、私が婆ちゃん家に着いた時に、婆ちゃんから「あの大きい子は彼女かね?」って聞かれました。(彼女は背が高めのぽっちゃり体型)私は「大きい子」というワードに思わず笑ってしまいながら「そうよ。彼女よ」って返答しました。それで、そのことを彼女と電話している時に笑いながらつい言ってしまったんです。すると、電話の途中で彼女が泣きだしてしまい、その後2日間くらい連絡をくれなくなりました。私は「何が悪かったのか分かっておらず、生理のせいなのかな?」って思ってました。その後、よくよく考えてみたら「彼女は自分が大きい体型なことを気にしていたな」とようやく理解し、すぐに謝りました。すると、彼女も「やっと謝ってくれたね。生理も確かに影響あったけど、好きな人に言われてめっちゃ傷ついたんよ」って感じで返信をくれました。そして、すぐに仲直りできました。ただ、1つ私も気掛かりだったのは「彼女が何も言わずに連絡をくれなくなったこと」。元はといえば私が悪いんですが、彼女にも「何も言ってくれんやったら、俺も何が悪かったのか分からなかったりするから、次からは言いたいことはちゃんと伝えてね」と、伝えました。
というのが2つ目の体験談です。
このケンカをして良かった点は以下の4つです。
- 彼女が「体型のことをイジられると傷つく人」ということが分かった
- 彼女が「ケンカになると何も言わずに連絡をくれなくなる人」ということが分かった
- 彼女に「言いたいことはちゃんと伝えて」と伝えることが出来た
私も人間として男として成長が出来たケンカでした。
その後、似たようなケンカは起きていませんし、彼女も言いたいことをちゃんと言ってくれるようになりました。
といった感じで、私の2つの体験談を紹介しましたが、ケンカをすることでお互いにプラスにしかなっていません。
さらに、お互いに何度か別れようかと考えた瞬間もありましたが、今では仲良く結婚のことを話したりしています。
カップルは「半年に1回は喧嘩をした方が良い」5つの理由まとめ
この記事のまとめです。
- ケンカ中に相手の本性を知ることができ、付き合い続けるかを早めに判断できる
- ケンカ後に仲直りできるかどうかで、付き合い続けるかどうかを早めに判断できる
- 恋人との仲直りの方法が身に付くことで、今後ケンカしても適切に対処できるようになる
- ケンカ後に「どのタイプの人間になるか?」を知ることで、付き合い続けるかどうかを早めに判断できる
- ケンカに発展してしまう原因が分かり、ケンカの回数を意図的に減らすことが出来る
私の体験談からも分かるように、ケンカをして得られること(お互いにとってプラスになること)はたくさんあります。
なので、まだケンカをしたことがないカップルは、自分が我慢してケンカを避けるようなことは辞めて、一度ケンカをしてみて下さい。