これは私の前の職場での話。
3歳上くらいの男の先輩がいたんですが、かなり見栄っ張りの人でブランド物とか結構好きな人だったんです。
仕事は「現場監督」で、出張費やら残業代やらで給料自体が(高卒にしては)良かったせいか金遣いが荒い人で、ガールズバー・風俗などにも毎週のように行ってて、さらに好きになった女の子と頻繁にデートしているみたいでした。
そして、ある時500万円の車を頭金なしの5年ローン(結構ヤバい)で購入したみたいで、それをみんなに自慢していました。
ここからがヤバくて、「こうゆうのはドラマの世界だけの話かと思ってた」というくらいの事件が起きたので、今回はそのヤバい話を「こうゆう男には気をつけましょう」という注意喚起を含め、紹介していきます。
先輩の毎月の収支内訳(予測)
先輩は実家暮らしだったのですが、話を聞いている限り以下のような平均収支になっていたと思います。
金額 | |
給料 | 30万円(出張費込みの平均手取り) |
食費 | -2万円 |
固定費 | -1万円 |
衣服など | -1万円 |
車のローン | -7万円 |
家のローン(親に払わされてたらしい) | -1万円 |
ギャンブル | -5万円 |
交際費(友達、女の子) | -5万円 |
残り | 8万円 |
結構頻繁に出張に行っていたので給料+出張費で結構多めに貰ってはいますが、その分使っています。
表はあくまで平均時の予測なので、ギャンブルで負けまくっている時や、女の子にお金を使いまくっている時は逆にマイナスになっていることもあると思います。
お金に関しては「大体こんな感じの人」というのがなんとなく分かってもらえたと思うので、本題に入ります。
第一章~初めての借金~
先輩に対して私は「金遣い荒い人だなぁ」くらいにしか思っていませんでしたが、ある時先輩から「ごめん、1か月後に+3千円にして返すから5万円貸してくれない?」と言われ、私もお金には困っていなかったので「いいですよ。」とその時はすんなり5万円貸しました。
貸した5万円は1ヶ月後に無事戻ってきたのですが、少し間をおいてまた「同条件で5万円ほど貸してほしい」と言われ「前はちゃんと返してくれたしな」と思って躊躇することなく貸しました。
そしてその5万円も1ヶ月後に帰ってくると思われたのですが、帰ってこず。しかも何も言ってこなかったので、こちらから先輩へ催促したところ「もう1ヵ月だけ待って」とのことでした。「まあ1ヵ月だけなら...」と思って了承しましたが、内心「約束守れよ」と思ってました。
で、1ヵ月後に無事5万3千円は返ってきました。
そして数か月後、次は「1ヵ月後に10万円を+7千円にして返すから貸してほしい」と言われ、少し躊躇しましたが、先輩から「+1万円にして返すから」と言われたのでついOKして貸してしまいました。(これがクズ先輩だと気づくきっかけになるとは、当時は思ってもいませんでした...)
そして、1ヵ月後10万円は帰って来ませんでした。
おそらくそうだろうなとは思っていましたが、先輩はまたしても何も言ってこなかったため、こちらから催促したところ「あと1ヵ月待って」と言われました。しかし、1ヵ月待っても帰ってこず、またしても先輩は何も言ってきませんでした。
私から催促したころ「もう1ヵ月だけ待って」ということだったので、もう1ヵ月待ったのですがまたしも返ってこず。
そしてまたしても先輩は何も言ってこなかったので、イライラしながらもとりあえず返してくるのを待つことにしました。
それで、上記の話をその先輩と一緒に仕事をすることの多い後輩Aに話してみたんですが、ここである事実が発覚したんです。
»第2章に続く...
第2章~クズ先輩爆誕~
先輩がなかなかお金を返してくれないという話を後輩Aにしたところ、後輩Aも「その先輩に5万円貸していてまだ返してもらっていません」という話をしてきました。
衝撃でした。私と並行して後輩Aにも借金をしていたのです。
ただ、これだけではまだクズとは言い難いですよね。
そう、もう一つ驚くべき事実が発覚したんです。
後輩Aの話によると、「他部署の後輩Bに"先輩がお金を返してくれない話"をしたところ、その後輩Bにも数万円借りていることが分かってびっくりした」という話をしていたんです。
そして、どうも全ての借金は同時期に並行して行われていたようで、これはあくまでも推測ですが、私から借りたお金 ⇆ 後輩への借金返済に充てていたんだと思います。
しかも、私達に借金返済をしていない間もギャンブルをしていたらしいんですよね。なので、「そんな風には見えなかったけど、まさかのクズ先輩やったね」と後輩Aと笑いながら話していました。笑
ここで終わりかと思うじゃないですか?実は、この話にはまだ続きがあって、第3章で書くできことがこの話をブログに書こうと思ったきっかけでした。
»第3章に続く...
第3章~社内で大問題に~
結局5ヶ月経っても私への11万円は返ってこずって感じだったんですが、同時に後輩Aにも返ってきていないみたいだったんです。(後輩Bには返済済み)
なので、さすがの私もその先輩に文句を言いましたが、先輩は相変わらず「もう1ヵ月だけ待って」といった感じでした。
後輩Aに関しては、喫煙所で先輩と2人きりになってから「早く返してください。〇日までに返さないのなら上司に言いますから。どうなったって知りませんよ?」と怒ったら、数日後には返してもらえたみたいです。
そこまで言わないと返さないってのはヤバいですよね。
その後、私が「いつになったら返してもらえるの?」とモヤモヤした日々を送っていたところ、出張先で上司から電話がありました。
上司からの電話は滅多にないので「何かやらかしたかな?」と思って電話に出たところ、「○○(クズ先輩)にお金貸してないか?」と聞かれ、少し驚きましたが「10万円を貸して11万円を返してもらう約束になっています」と伝えました。
すると、「そうか。分かった」とだけ言われたので「なにかあったんですか?」と聞くと「いや...まぁそんな大した話ではないんだけど」とはぐらかされたので、しつこく聞くと「実は○○(クズ先輩)が他部署の後輩Cにお金を借りているらしくて、その後輩Cが"○○(クズ先輩)からお金が返ってこないという話"を上司に相談したらしくて、それで俺に話が来たから事実関係の確認をしてんのよ」と教えてくれました。
その事実を聞いても私はそこまで驚きませんでした。「どうせ他にも借りているんだろうな」と思っていたので。
そして、私から上司に「実は、○○(クズ先輩)さん後輩A,Bにも借りていたみたいですよ」と情報を与えると、上司から「あいつはそんなにいろいろな人に借りてるのか?どうも後輩D(同部署)とか後輩E(他部署)にも借りているらしくての」と新たな情報を得ました。
それにはさすがの私も飽きれてしまいましたね。笑
»最終章に続く...
最終章~クズ先輩のその後~
その後、クズ先輩は500万円の5年ローンで購入した車を売って、会社にお金を借りて(低金利らしい)、私を含む全員に借金を返済しました。
総額いくら借りていたのかは聞いていないので謎ですが、おそらく別の後輩に借りていたり、アコムなどの消費者金融などからも借りて100万円くらいは借金があったのではないか?と思っています。
まあ、とりあえずはお金を返してもらえたので個人的にはOKですが、クズ先輩は今回のことをいろいろな人に知られてしまったのと同時に信用を失ってしまっているので、今後仕事しづらいだろうなと。笑
年収がそうでもなさそうなのに高そうな車を持っている男には気をつけた方がいい
今回紹介したクズ先輩のような人は結構いると思うので、"年収がそうでもなさそうなのに"高そうな車を所持している男には気をつけた方がいいです。
その理由としては、クズ先輩同様に金遣いが荒く資金管理のできない危ない人の確率が高いからです。
特にクズ先輩の場合は高卒だったので、20代の高卒で高い車に乗っている人には気をつけた方が良さそう。
かなり長くなってしまいましたが、この話はここで終わりです。最後までご閲覧ありがとうございました。