子どもを寝かしつけたあと、ふとスマホを見ながら思うこと。
「恋愛って、もう無理なのかな…」
「私には、そんな余裕ないかも…」
シングルマザーとして日々をがんばるなかで、誰にも言えない寂しさを感じる夜。
あなたは弱くなんてありません。それは、“誰かを支える側”になったからこそ感じる、強さの裏返しです。
でもね、恋愛したいって思う気持ちは、恥ずかしいことじゃないし、ガマンする必要もないんです。
ただ、現実として「シングルマザーの恋愛って、めちゃくちゃ難しいよね…」と感じてしまうのも、正直なところ。
今回は、2025年の今、シングルマザーが恋愛をするのがなぜこんなに難しいのか。
そのリアルな理由を5つ紹介します。あなたの「もやもや」の正体が、少しでも見えてきたら嬉しいです。
シングルマザーの恋愛が超難しい理由5選
シングルマザーの恋愛が難しい理由は、以下の5つです。
・時間も心も“自分のため”に使えない
・「母親」というフィルターで見られてしまう
・子どもを最優先に考えてしまう
・周りに相談できる人が少ない
・相手に遠慮してしまう
これらを個別に解説していきます。
時間も心も“自分のため”に使えない
シングルマザーは、朝から晩までスケジュールがギュウギュウ。
仕事、家事、育児、すべてを自分ひとりで回す生活の中で、「恋愛のための時間をつくる」って、本当に大変です。
たとえば、「ごはん行こうよ」なんて誘われても、保育園のお迎えや夜ごはんの準備が頭によぎる…。
「行けるわけないよね」って、予定を合わせる前に諦めてしまうんです。
誰かを好きになることって、心にも余裕が必要だけど、そこに使える“余白”がそもそもない。
そういうジレンマに、苦しくなってしまうこともありますよね。
「母親」というフィルターで見られてしまう
恋愛のスタートラインにすら立てていないような気がする…。
そんなふうに感じるのは、「母親」として見られてしまう場面が多いからかもしれません。
たとえば、マッチングアプリなどで「子どもがいます」とプロフィールに書くと、途端に返事が来なくなる。
あるいは、「ママなのに恋愛?」といった空気感を感じることも。
もちろん、母親であることは誇りです。でも、1人の女性としても、誰かに大切にされたい気持ちはちゃんとある。
それなのに「母だから」と恋愛対象から外されるのは、やっぱりつらいことですよね。
子どもを最優先に考えてしまう
恋愛したい。誰かと一緒に笑いたい。そんな思いがあっても、頭の中でブレーキがかかってしまう…。
「この人と付き合ったら、子どもにどう影響するだろう?」
「今は恋なんかより、子どもを育てることが大事でしょ?」と。
母親としての責任感や愛情が、無意識のうちに“自分の幸せ”を後回しにしてしまうことも多いです。
でも本当は、ママが笑っていることこそが、子どもにとっても幸せのひとつだったりするんですよね。
わかっていても、なかなか心が動いてくれないのが、また難しいところなんです。
周りに相談できる人が少ない
恋バナがしたくても、周りに話せる相手がいない…。
そんな孤独を感じる場面、ありませんか?
既婚の友だちには気を使うし、独身の友だちには共感してもらいにくい。
「恋してる」なんて話したら、ちょっと引かれちゃうかも?なんて考えすぎて、誰にも言えなくなるんですよね。
恋愛って、誰かに話したり相談したりすることで気持ちが整理されたり、前向きになれたりもするもの。
だけど話せる相手がいないと、恋のスタートラインにすら立てなくなることもあるんです。
相手に遠慮してしまう
「こんな私と付き合うなんて、大変だよね…」
「自由もないし、きっと重いって思われるよね」
そうやって、心のどこかで“自分は恋愛に向いていない”と決めつけてしまっていませんか?
好きな人ができても、「私はシングルマザーだし」と引いてしまったり、相手に気をつかいすぎてしまったり。
そんなふうに“遠慮”が先に立ってしまうと、なかなか距離が縮まりません。
でも、恋愛って対等なもの。あなたが誰かを大切にしたいと思うように、あなたのことを大切にしたいと思ってくれる人も、必ずいるはずなんです。
シングルマザーでも恋愛していいし、幸せになっていい
恋愛って、ただでさえ難しいのに、シングルマザーという立場になると、さらにハードルが上がったように感じること、たくさんありますよね。
でも、それでも「誰かと一緒にいたい」と思う気持ちは、決して間違っていません。
むしろ、そんなふうに“誰かを想う心”があるからこそ、あなたは今も強く、やさしく生きていけているんだと思います。
時間も気力も限られている中で、自分の幸せを後回しにする毎日。
だけど、あなたの笑顔は、きっと子どもにも周りにも伝わっていくはずです。
恋愛してもいい。好きになってもいい。
そんな気持ちを、大事にしてあげてくださいね。
あなたのこれからの毎日が、少しずつあたたかくなりますように。心から応援しています。